2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧
なぜピアニストが生き延びれたのか?について ウワディスワフ・シュピルマンは、ポーランドのワルシャワゲットーに住むユダヤ人ピアニストです。 この時にはすでにワルシャワラジオ放送局でピアノを演奏する名の売れたピアニストです。 戦時下においてシュピ…
「戦場のピアニスト」 #2 ピーター・カソヴィッツ監督 1938年生 ユダヤ系ハンガリー人 7歳終戦 「聖なる嘘つき」 1999年61歳の作品 ロマン・ポランスキー監督 1933年生 ユダヤ系ポーランド人 12歳終戦 「戦場のピアニスト」2002年69歳の作品 二人と…
「戦場のピアニスト」 #1 前回のブログは、「聖なる嘘つき」ピーター・カソヴィッツ監督を取り上げました。 ピーター・カソヴィッツ監督は、1938年ブタペスト生まれのユダヤ系のハンガリー人でホロコーストを 生き延びた人物です。 今回は「戦場のピア…
「映画に見るユダヤ人」を通して「ユダヤ人の歴史」を展望します。 1.「天地創造」 2.「ソドムとゴモラ」 3. 「 十戒 」 (聖書のエクソダス) 4.「サムソンとデリラ」 5.「キング・ダビデ 愛と闘いの人生」・「ソロモンとシバの女王」 6.「パッ…
「聖なる嘘つき」 #3(2)ここでドイツ心臓外科医の権威キルシュバウム医師と元パン屋ヤコブの共通点とは? ゲットーとは絶望が支配する希望の無い世界であり、毎日数人の自殺者が出ているユダヤ人強制居住地区です。 ヤコブが偶然ドイツ軍のラジオでソ連…
「聖なる嘘つき」 #2 #1であらすじと大まかな感想を書いたので、いくつかのポイントに絞って書きます。 (1)シリアスな映画にコメディ役者ロビン・ウィリアムスが名演技とは? 評価は別として名画になる舞台が揃っています。 原題: JAKOB the…
「聖なる嘘つき」 #1 ピーター・カソヴィッツ監督 原題「JAKOB the LIAR」 内容に入る前に二つあります。 題名の日本語訳がピンとこない。[嘘つきヤコブ」でよいのでは? そして映画音楽はどこかで聞いたことがあり、「マルサの女」の曲に似て…
ロシア帝政時代のポグロム前夜、本格的なポグロム(ユダヤ人迫害)の嵐が吹く前で風前のともしびのユダヤ人達。 ポグロムは、ただユダヤ人という理由だけで略奪・迫害・追放・虐殺が公然と行われていました。 アイザック・スターンの哀愁が漂うバイオリンの…
「屋根の上のバイオリン弾き」 #1 ショーレム・アレイヘムの短編小説「牛乳屋テヴィエ」(1894年)を原作としています。 1964年ミュージカル「Fiddler on the Roof」(屋根の上のバイオリン弾き)として米国で上演されました。 1…
一神教は、日本人には分かりにくい宗教なので説明が要ります。 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教と3宗教は同じ一つの神なのに3宗教を持ちます。 兄弟や親子の関係でなく、渋柿の幹に甘柿が成るような接ぎ木の世界です。 ユダヤ教の切り株(根と幹)にイエ…
今日の世界の人口61.3億人のうち52.8%以上は、「一神教の神」を信じています。 民主主義の世界なら、「地球は一神教の星」になります。 日本から見ると「知られざる世界」の物語です。 世界の人口61.3億人 キリスト教20.2億人・イスラム1…